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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和6年9月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 札幌管内の8月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で96.0%、累計で97.0%、苫小牧管内月計で95.5%、累計で96.3%の実績となっております。

9月の初妊牛動向といたしまして、11月下旬~12月中旬分娩が中心となります。秋から冬分娩中心となり、出回り頭数も多いことが予想される一方、秋導入に向けての需要は回復することが予想されることから、相場は横這いで推移すると見込まれます。育成牛に関しましては、夏産まれの育成牛が出回ることから、弱含みで推移することが予想されます。また、和牛受精卵移植腹が軟調に推移しています。優良牛や高能力牛の多い地域でもあるため、上クラスの初妊牛を取りそろえることが可能な地域です。価格が落ち着いているこの時期に導入をお勧めいたします。

初妊牛 40~50 横這い
経産牛 30~40 横這い
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 根釧管内の8月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で99.0%、累計で99.5%、中標津管内月計で101.7%、累計で100.3%の実績となっております。

9月の初妊牛動向といたしまして、11月下旬~12月中旬分娩が中心となります。初妊牛に関しましては、猛暑の影響などによる一定の更新需要により、秋に向けて導入意欲は徐々に上がってくるものと思われますが、相場は横這いで推移すると見込まれます。相場の動向や生乳生産抑制からの脱却により、道内酪農家においては、販売せずに自家保留とする牧場も増えてきており、出回り頭数が少ない状況が続いております。腹別では先月に引き続きF1腹の引き合いが強くなると思われます。

初妊牛 43~53 やや強含み
経産牛 33~43 やや強含み
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 帯広管内の8月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で100.0%、累計で99.5%の実績となっております。

9月の初妊牛動向といたしまして、11月下旬~12月中旬分娩が中心となります。秋分娩から冬分娩中心になり、資源頭数も確保できる状況であります。相場につきましては、秋に向けて需要が回復していくと見込まれ、やや強含みで推移すると見込まれます。F1腹の引き合いが強くなり、雌雄選別腹の相場につきまして軟調に推移すると予想されます。育成牛に関しましては、夏分娩になる月齢の育成牛の出回りが多くなることから弱含みで推移されると予想されます。経産牛に関しまして、即戦力として引き合いが強くなることが見込まれ、相場につきましては、強含みで推移すると予想されます。

初妊牛 43~53 やや強含み
経産牛 33~43 やや強含み
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 横這い 道北管内の8月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で97.4%、累計で97.7%、北見管内月計で102.0%、累計で101.0%の実績となっております。

9月の初妊牛動向といたしまして、11月下旬~12月中旬分娩が中心となります。冬に向けた分娩中心となります。

北海道でも猛暑日が続き、搾乳牛の事故も発生しており、緊急的に導入を行う酪農家もいるため、生体取引の値動きも堅調に推移すると予想されます。出回りの腹別の資源状況については、雌雄選別腹、F1腹ともに潤沢な状況です。経産牛については、道内からは即戦力を求める動きで需要が高まっています。秋・冬分娩の経産牛も動きは堅調に推移すると見込まれ、価格は強含みで推移すると予想されます。

初妊牛 43~53 やや強含み
経産牛 33~43 やや強含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 道内の8月中旬までの生乳生産量前年比は99.8%、累計で99.3%の実績となっております。

9月の初妊牛動向といたしまして、11月下旬~12月中旬分娩が中心となります。涼しい季節に向けた分娩中心となり、導入意欲の回復が予想されることから、初妊牛・経産牛の引き合いが強くなると見込まれます。

道内一部の酪農家においては、資源の自家保留に移行する傾向もありますので、今後の出回り頭数の動向には注意が必要です。しかしながら現状においては、資源確保ができる状況にあります。道内・都府県問わず、分娩時期の偏り、猛暑の影響、季節の変わり目等を理由とした分娩事故の増加による、不足分導入の動きも出てくることが大いに予想されますので、既に導入予定がございましたらお早目のご注文を宜しくお願いいたします。

初妊牛 43~53 やや強含み
経産牛 33~43 やや強含み

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368