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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和7年5月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
28~38 横這い 札幌管内の4月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で102.5%、苫小牧管内月計で99.1%の実績となっております。

5月の初妊牛動向といたしまして、7月下旬~8月中旬の分娩中心となります。夏分娩中心の取引となることから、価格は軟調に推移すると予想されます。腹別の資源状況については、雌雄選別・F1腹共に確保できる状況です。育成牛について、春分娩が期待できる個体は、自家保留する動きがあり相場は先月同様、横這いに推移するものと予想されます。当管内での庭先購買につきましては、高能力牛が多い地域でもあることから、優良血統や高能力牛のご案内が可能です。

初妊牛 56~66 やや弱含み
経産牛 40~50 横這い
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 横這い 根釧管内の4月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で103.5%、中標津管内月計で101.9%の実績となっております。

5月の初妊牛動向といたしまして、7月下旬~8月中旬の分娩中心となります。初妊牛に関しては、需要が落ち込む夏分娩への移行により、価格は軟調に推移するものと見込まれます。腹別の価格としましては、F1腹の引き合いが強いことから、F1腹はやや堅調、雌雄選別腹や和牛受精卵移植腹は軟調な動きで推移するものと思われます。一方道内においては、即戦力となる経産牛の人気が高く、先月に引き続き高値横這いで推移することが見込まれます。

初妊牛 55~65 やや弱含み
経産牛 38~48 横這い
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
32~42 横這い 帯広管内の4月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で103.9%の実績となっております。

5月の初妊牛動向といたしまして、7月下旬~8月中旬の分娩が中心となります。需要が落ち込む夏分娩中心の資源が取引されることから、価格はやや軟調に推移すると見込まれます。腹別の資源状況について、雌雄選別・F1腹共に確保できる状況です。経産牛に関して、産歴の少ない中クラス以上は道内での引き合いが特に強く、夏分娩の時期に差し掛かるものの、相場は横這いで推移すると見込まれます。育成牛に関しましては、来春分娩となる生まれ月の育成牛は依然として人気があることに加え、資源の減少により、夏生まれの育成牛についても引き合いがあることから、相場は先月同様で横這いに推移されると見込まれます。

初妊牛 56~66 やや弱含み
経産牛 45~55 横這い
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 横這い 道北管内の4月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で98.8%、北見管内月計で102.1%の実績となっております。

5月の初妊牛動向といたしまして、7月中旬~8月の分娩が中心となります。春分娩牛も上場が少なくなり夏分娩に切り替わっていきますが乳価の値上げもあることから、需要の増加は見込まれます。そのため全体的に相場は横這いに推移するものと考えらまれます。腹別の資源につきましては雌雄選別・F1腹共に十分に確保できる状態であります。育成牛は来春分娩が対象になる牛が多いことから、保留される牛も多く、相場は横這いで推移するものと見込まれます。経産牛については前回のホクレン乳価の発表後、需要は引き続き維持されると考えらえるため横這いで動くと見込まれます。

初妊牛 55~65 横這い
経産牛 38~48 横這い
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
32~42 横這い 道内の4月中旬までの生乳生産量前年比は102.3%の実績となっております。

5月の初妊牛動向といたしまして、夏分娩に移行し需要が落ち込む時期となるため、価格は軟調に推移すると見込まれています。腹別の資源状況としましては、雌雄選別腹、F1腹共に確保ができる状況です。経産牛に関しましては、即戦力としての需要が高くなり横這いで推移すると思われます。夏からの乳価改定による導入意欲回復も見込まれるため、価格動向には注視しながら資源確保に向けて動いて参ります。このような状況下でありますので、資源確保のための導入計画がございましたら、お早めに弊会担当者までご注文を頂きますようお願いいたします。

初妊牛 55~65 やや弱含み
経産牛 40~50 横這い

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368