MENU

畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和7年8月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 札幌管内の7月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で102.8%、累計で102.4%、苫小牧管内月計で102.7%、累計で100.7%の実績となっております。

8月の初妊牛動向といたしまして、10月下旬~11月中旬分娩が中心となります。道内外からの需要は、一定数あると見込まれますが、資源も豊富にあることから、価格はやや弱含みに推移するものと見込まれます。腹別の資源状況につきましては、雌雄選別腹・F1腹問わず潤沢に用意が可能です。出回り頭数は少ない管内ではありますが、高能力・高成績牛を多く取り扱える地域ですので、相場が落ち着いているこの時期での導入をおすすめいたします。

初妊牛 50~60 やや弱含み
経産牛 35~45 弱含み
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
23~33 やや弱含み 根釧管内の7月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で105.3%、累計で104.3%、中標津管内月計で103.3%、累計で102.4%の実績となっております。

8月の初妊牛動向といたしまして、10月下旬~11月中旬分娩が中心となります。初妊牛に関しては、暑さが落ち着く秋分娩中心となることから、需要は回復傾向に向かいますが、出回りの資源も潤沢にあることから、相場は横這いで推移するものと見込まれます。暑熱による輸送リスクはあるものの、資源は確保しやすい状況と思われます。育成牛については、夏生まれの牛においては引き合いは弱いですが、牛成り中クラス以上は高値で取引されているため相場はやや弱含みで推移すると見込まれます。

初妊牛 50~60 横這い
経産牛 38~48 横這い
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 帯広管内の7月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で104.6%、累計で104.1%の実績となっております。

8月の初妊牛動向といたしまして、10月下旬~11月中旬分娩が中心の出回りとなります。導入需要は一定数あると見込まれますが、出回り頭数も多いことから引き合いはやや弱含みで推移するものと見込まれます。経産牛に関して、即戦力となる牛については、道内からの引き合いが見込まれておりますが、暑熱によるリスクが高いため、一旦相場はやや弱含みで推移すると見込まれます。育成牛については、夏分娩が期待される生まれ月が中心となりますので、需要は弱まっていくと予想され、相場はやや弱含みで推移すると見込まれます。

初妊牛 50~60 やや弱含み
経産牛 40~50 弱含み
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 道北管内の7月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で102.7%、累計で100.3%、北見管内月計で103.1%、累計で102.7%の実績となっております。

8月の初妊牛動向といたしまして、10月下旬~11月中旬分娩中心の出回りとなります。今年は北海道で猛暑日が記録されていることから、各地で緊急的な導入も考えられ、本管内においては、取引価格は強含みに推移すると予想されます。経産牛に関しましては、初妊牛同様に暑さによる影響で生産性が低下する可能性が考えられることから、秋口にかけては即戦力となる牛の需要は強まると予想されます。そのため相場はやや強含みで推移すると見込まれます。育成牛については、夏分娩が期待される生まれ月が中心となることで需要は弱まり、相場は弱含みで推移すると見込まれます。

初妊牛 55~65 強含み
経産牛 35~45 やや強含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
20~30 弱含み 道内の7月中旬までの生乳生産量前年比は103.8%、累計で102.9%の実績となっております。

8月の初妊牛動向といたしまして、秋分娩中心の出回りとなり、需要は回復傾向となりますが、資源も潤沢にあることから相場はやや弱含みで推移するものと見込まれます。腹別の資源状況としましては、雌雄選別腹・F1腹ともに確保しやすい状況となっております。道内管内において、需要の見込に変化が見られてきております。猛暑の影響により生体取引が鈍い時期となっておりますが、例年、盆明け以降、導入が活発になってまいります。資源確保はしやすい状況となっておりますので、導入計画がございましたらお早めに弊会担当者へご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

初妊牛 50~60 やや弱含み
経産牛 38~48 やや弱含み

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368