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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和7年7月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
25~35 やや弱含み 札幌管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で102.9%、累計で102.2%、苫小牧管内月計で101.1%、累計で100.0%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。秋分娩の出回り頭数が増える一方で、夏場導入リスク回避の購買意欲の低下から軟調に推移すると見込まれます。経産牛について、道内の引き合いが見られますので相場は横這いで推移すると見込まれます。育成牛に関しては、初妊牛と同様の背景から、やや弱含みに推移すると見込まれます。出回り頭数は少ない地域ではありますが、優良牛や高能力牛を取り揃えておりますので、ご希望がございましたらお問合せください。

初妊牛 53~63 弱含み
経産牛 40~50 横這い
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
25~35 弱含み 根釧管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で105.1%、累計で103.9%、中標津管内月計で103.2%、累計で102.0%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。初妊牛については、夏場の暑い時期の移動リスクを考慮し、引き合いは弱くなると見込まれます。腹別では依然としてF1が底堅く推移しており、雌雄選別腹においても乳牛資源の減少や道内需要の影響から並み以上の牛については、一定程度の引き合いは見込まれます。経産牛については、即戦力となる産歴の少ない牛は道内需要が高く、相場は横ばいで推移すると見込まれます。育成牛については、夏生まれの引き合いが弱いことから、弱含みで推移すると見込まれます。

初妊牛 50~60 弱含み
経産牛 38~48 横這い
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 やや弱含み 帯広管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で104.8%、累計で103.9%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。初妊牛については、分娩時期の偏りにより、秋分娩予定の頭数が多いと見込まれることから、出回る資源は豊富にありますが、夏場の導入リスクを考慮して、導入意欲は低下する事が予想されますので、価格は弱含みで推移すると見込まれます。経産牛については、相場が落ち込む時期ではありますが、道内の引き合いが強い事から、価格は横這いで推移しております。育成牛に関しても、道内の引き合いはあると見込まれますが、相場はやや弱含みで推移するものと予想されます。

初妊牛 53~63 弱含み
経産牛 45~55 横這い
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
25~35 弱含み 道北管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で101.0%、累計で99.4%、北見管内月計で103.5%、累計で102.4%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。資源も豊富に出てくることが予想されますので、弱含みに推移すると考えられます。腹別の資源に関してはF1腹・雌雄選別腹ともに潤沢にある状況になります。経産牛に関しては、弱含みで推移するものと考えられますが、道内の乳価値上げに伴い、道内の搾乳用素牛需要が上向くという予想もあることから、想定以上に価格が動く可能性があります。

初妊牛 50~60 弱含み
経産牛 33~43 弱含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
25~35 弱含み 道内の6月中旬までの生乳生産量前年比は103.6%、累計で102.5%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、秋分娩が中心となります。夏場の導入リスクを避けるために荷動きは鈍化するものと予想されることから、全体の引き合いは弱まり、相場については弱含みで推移する事が見込まれます。しかしながら、乳価値上げの背景から道内酪農家からの需要が活性化する可能性もあるため、資源状況や導入動向について変動が大きくなる可能性もあります。需給状況については引き続き注視が必要になります。

今後導入予定がございましたらお早目に弊会担当者までご連絡を頂き、ご要望に合った搾乳牛素牛を供給いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

初妊牛 52~56 弱含み
経産牛 40~50 横這い

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368