酪農経営・意見体験発表大会
第47回 平成30年(2018年)開催

広島県 広島市で開催
(平成30年7月19〜20日)

全国酪農青年女性会議と本会の共催による「第47回全国酪農青年女性酪農発表大会」が 7月19・20日の2日間にわたり、全国から酪農生産者、関係機関など約510名が参加して、広島県広島市「グランドプリンスホテル広島」で開催されました。 大会の様子や、酪農経営発表の部および意見・体験発表の部のそれぞれの審査講評を紹介します。

酪農経営の部 最優秀には本部 博久さん、酪農意見・体験の部 最優秀には砂子田 円佳さん、審査員特別賞に美甘 正平さん、が選ばれ、本部さんが農林水産大臣賞を受賞しました。
 

酪農経営発表の部
農林水産大臣賞

九州酪農青年女性会議
本部 博久さん
意見・体験発表の部 
最優秀賞
 
北海道酪農青年女性会議
砂子田 円佳さん
酪農経営発表の部
審査委員長特別賞

西日本酪農青年女性会議
美甘 正平さん



 

 全国酪農青年女性会議 半澤委員長挨拶(抜粋)

全国各地から510名を超える大勢の酪友にご参集いただき、第47回全国酪農青年女性酪農発表大会を広島で開催できますことをたいへんうれしく思います。
 平成に入って最悪といわれる「平成30年7月豪雨
」により広島県をはじめ、多くの西日本の地域の方々が被害にあわれました。私たちの会員、酪農家の被害も聞いております。被害の全容はこれからはっきりしてくると思いますが、1日も早い復興を祈念申し上げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。私がこの大会の開会のあいさつで皆様方にお伝えしたいことが3つあります。

一つ目は、将来にむけて夢の持てる酪農にしていくこと
二つ目は、夢を共有できる酪農の仲間をつくること
三つめは、夢実現のために技術と経営を高めていくこと

 夢の持てる酪農とは、将来にわたり持続可能な経営ができることです。わが国酪農を取り巻く状況は決して順風満帆とは言えませんが、これまで幾多の困難も乗り越えきました。私たち酪青女は、消費者の方々に酪農の理解を深めていく努力をしながら、私たちの経営が持続できる価格で牛乳を販売できるように発信をしていかなければならないと思っています。そして酪農の仲間をつくること。私たち酪友は技術や情報を同業者でも共有し、何でも話し合える仲間をつくれる唯一無二の業界だと思っております。今大会を通してかけがえのない酪友を作って頂けることを期待しています。
 また、今日の大会には、全国から選ばれた12名の発表者の優良事例を学べるチャンスがあります。そしてこの会場には優秀な経営を実現している酪友が、人が羨む酪農ライフを実践している酪友が集まっています。さまざまな全国の酪友たちと、大いに語り合い、皆さんの技術と経営を高めていく絶好のチャンスです。
 私たち全国酪青女役員は、広島大会開催にあたり、酪友自らが酪友の元気を刺激し発信し、酪農業界の発展を実現できるきっかけになるような大会になるよう、今日まで準備してきました。今日参加された皆さん、一つでも二つでも三つでも、この大会を通して得た元気や気づきを持ち帰ってもらい、また酪友を作ってもらいたいと思っています。
 そのことが、皆様方の明日からの活力となりますことを心より願っております。そして、発表者の皆さん 緊張の中の発表になるかと思いますが、日ごろの経営や取り組み、思いを、思いっきり発表してください。この広島大会をとおし酪農の元気と夢を再認識して頂きたいと思います。

   全酪連 砂金会長挨拶(抜粋)

 本日、全国各地から大勢の酪友にご参集いただき、全国酪農青年女性会議とともに、第四十七回全国酪農青年女性酪農発表大会を、ここに開催できますことを、大変うれしく思う次第です。また、「平成30年7月豪雨」により被害にあわれました会員・酪農家の皆様に心よりお見舞いを申し上げますと共に、1日も早い復興を祈念申し上げる次第でございます。 我が国の酪農を取り巻く情勢は、都府県を中心に、酪農家戸数、乳牛頭数の減少が進むなど、依然として予断を許さない状況が続いておりますが、これまでもこの酪農業界には過去様々な課題がふりかかり、そのひとつひとつを先人たちが乗り越えてこられました。我々も、この困難を乗り越え、今後の我が国酪農の生産基盤を維持・拡大していかねばなりません。そのためにも、次代を担う後継者が希望をもって経営継承できるような環境作りに尽力していかなければならないと思っております。そのことが、国民に安全安心な国産牛乳を供給することにつながるとともに、我々も、酪農という自分たちの仕事に対して誇りを持つことにもつながると信じております。  
 皆さん、本日は昨年の北海道大会から、一年ぶりの再会です。全国から選ばれた12名の発表者の優良事例を学べると共に、日頃 会うことがなかなか かなわない全国の酪友たちと、大いに語り合うことができる絶好の機会であります。今日、明日と、本大会の開催を通じて得られたものが、必ずや皆様方の明日からの活力となりますことを心よりご祈念申し上げます。


 
発表大会の様子
会場には全国の酪友約530名が集まり、各人の熱い発表がおこなわれました。

   大会宣言
(全国酪農青年女性会議 小森副委員長)

 我が国の酪農生産基盤は、昨年に引き続き生産者戸数、飼養頭数の減少等による生産基盤の弱体化という大きな問題に直面している。生産現場では基盤回復に向けた取り組みを行い、その結果改善の兆しが見えるものの、生乳生産量は依然として減少傾向で推移することが見込まれている。 また、加工原料乳生産者補給金制度については、4月より恒久法である「畜産経営の安定に関する法律(畜安法)」の下へと移行したが、従来の指定団体以外への販売においても補給金の支払いが認められるなど、新たな取引形態により我々の酪農生産がどのような影響を受けるのか注視していく必要がある。 こうした状況の中、この広島の地に全国から酪友が集まり、本日、盛会のうちに第47回大会を終了することができた。昨年、北海道札幌市で開催された第46回大会と同様、全国から多くの酪友が集まり、酪農に対する熱い思い、そしてお互いの絆を確認しあった。今大会に出場した12名の発表は、酪友が創意工夫しながら経営を続けていると同時に、消費者との交流や食育活動などを通じ、酪農が地域社会にも貢献していることを全国に広く発信するとともに、次代を担う若い後継者やこれから酪農を目指す若者にとって大きな励みになったと確信している。 私達は、この経験を各地に持ち帰り、今後とも地域の酪農をより一層発展させ、全国の消費者に安全・安心な牛乳・乳製品を提供することにより、人々の健康を支えていくことを、ここに宣言する。  


会 場 ・ 懇 親 会 風 景
 
「第45回らくのうこどもギャラリー」、「第9回酪農いきいきフォトコンテスト」を展示し、会場の外も盛り上げました。
 
 
広島県伝統芸能「神楽」が、大いに盛り上がりました。
 
「第9回酪農いきいきフォトコンテスト」の授賞式が行われました。発表者の質疑応答が行われました。
ページのトップへ戻る