酪農経営・意見体験発表大会
第46回 平成29年(2017年)開催

北海道 札幌市で開催
(平成29年7月13〜14日)

全国酪農青年女性会議と本会の共催による「第46回全国酪農青年女性酪農発表大会」が 7月13・14日の2日間にわたり、全国から酪農生産者、関係機関など約530名が参加して、北海道札幌市「札幌ビューホテル大通公園」で開催されました。 大会の様子や、酪農経営発表の部および意見・体験発表の部のそれぞれの審査講評を紹介します。

酪農経営の部 最優秀には田中 進さん、酪農意見・体験の部 最優秀には田村 純子さん、審査員特別賞に長友 佳奈美さん、が選ばれ、田中さんが農林水産大臣賞を受賞しました。
 

酪農経営発表の部
最優秀賞

東北酪農青年女性会議
田中 進さん
意見・体験発表の部 
最優秀賞
 
北海道酪農青年女性会議
田村 純子さん
酪農経営発表の部
審査委員長特別賞

九州酪農青年女性会議
長友 佳奈美さん



 

 全国酪農青年女性会議 半澤委員長挨拶(抜粋)

先日、九州北部で大変な洪水被害が発生し、いつどこで災害がおきても不思議ではない時代になってきています。色々な苦難に直面しても、酪友の皆さんの絆、そして皆さんの元気で苦難を乗り越え、復興に向かっていただきたいと思います。 酪農業界に目をやりますと、色々な問題やこれから乗り越えないといけない事がたくさんあり、皆様の経営でそれぞれの直面していることがあると思います。先ほど、統一綱領を3つ読み上げましたが、この札幌での大会から全国の酪友に発信して頂きたいと思い、皆様へお願いしたいことを3つ考えました。 一つ目、大会を通して仲間をつくっていただき、元気を地元にもちかえっていただきたい。二つ目、その“元気”を未来へ投資していただきたい。三つ目、“元気”を投資したあかつきには、笑顔が絶えない酪農ライフを実現していただきたい。 今日発表される12名の発表者は非常に元気がよい方々であり、その発表を少しでも自分の力にしていただき、地元に持ち帰り、地元の酪農を一緒に盛り上げていただければ、日本の酪農の未来は明るいと思っております。そして、このことによって少しばかりの利益がでたら、その利益を次の生産のための投資に回してください。酪農情勢は以前よりはよくなってきていると思いますが、今の状況がいつまでも続くわけではありません。次への投資、例えば、新しい技術、人、そういった未来に投資して頂くことで、次へのステップが必ず訪れると思っております。ぜひ、やって頂きたいと思っています。そうしたことが酪友の皆さんの未来の笑顔や酪農業界の笑顔につながっていくと確信しています。

   全酪連 砂金会長挨拶(抜粋)

本日、全国各地から大勢の酪友にご参集いただき、全国酪農青年女性会議とともに、第四十六回全国酪農青年女性酪農発表大会を、ここに開催できる事を、大変うれしく思います。また、この度の九州豪雨により、被害にあわれました会員・酪農家の皆様に、心よりお見舞いを申し上げると共に、1日も早い復興を祈念申し上げる次第であります。昨今の酪農情勢については、経営面の厳しさだけではなく、心理的にも不安を感じさせる状況が続いており、そのことが、酪農家戸数の減少につながっていると考えますが、これまでもこの酪農業界には過去様々な課題がふりかかり、そのひとつひとつを先人たちが乗り越えてきたように、我々も、今後の我が国酪農の生産基盤の維持・拡大のため、次代を担う若き後継者が希望をもって経営継承できるような環境作りに尽力していかなければならないと思っております。そのことが、国民に安全安心な国産牛乳を供給することにつながるとともに、我々も、酪農という自分たちの仕事に対して誇りを持つことにもつながると信じています。 本日は全国から選ばれた12名の発表者の優良事例を学べると共に、日頃 会うことがなかなかかなわない全国の仲間たちと、大いに語り合うことができる絶好の機会です。今日、明日と、本大会の開催を通じて得られたものが、必ずや皆様方の明日からの活力となりますことを、心よりご祈念申し上げます。


 
発表大会の様子
会場には全国の酪友約530名が集まり、各人の熱い発表がおこなわれました。

   大会宣言
(全国酪農青年女性会議 小笠原副委員長)

全国の酪農家戸数や乳牛頭数は、酪農業界全体での様々な取り組みにもかかわらず減少傾向に変わりは無く、酪農生産基盤の縮小が進んでいる状況である。酪農生産現場では、生産資材コストの上昇は一定の落ち着きを見せたものの、F1仔牛等の副産物収入への依存の高まりにより、黒毛和種の交配率の上昇を招き、初妊牛の減少と価格の高騰を引き起こすなど、酪農の安定経営のためには大きな課題となっている。また、平成30年度より生乳取引が現行の暫定措置法から「畜産経営の安定に関する法律」のもとで行われることが決まっており、従来の指定団体以外への販売においても補給金の支払いが認められるなど、新たな取引形態が我々の酪農経営に及ぼす影響が懸念される。 こうした状況の中、この札幌の地に全国から酪友が集まり、本日、盛会のうちに第46回大会を終了することができた。昨年愛知県名古屋市で開催した第45回大会と同様に、全国の酪友が集まり、酪農に対する共通の熱い想いを確認し、そしてお互いの絆をより一層強めることができた。12名の酪友の発表から、創意工夫をしながら経営を続け、同時に消費者との交流や食育活動などを通じ、酪農が地域社会にも貢献している姿は、次代を担う若い後継者やこれから酪農を目指す若者に大きな励みになったと確信している。 私達は、この経験を各地に持ち帰り、今後とも地域の酪農をより一層発展させ全国の消費者に安全・安心な牛乳・乳製品を提供することにより、人々の健康を支えていくことをここに宣言する。  


会 場 ・ 懇 親 会 風 景
 
会場には高橋はるみ知事がご隣席されました。「第44回らくのうこどもギャラリー」、「第8回酪農いきいきフォトコンテスト」を展示し、会場の外も盛り上げました。
 
 
懇親会ではよさこいチームが演舞を披露し、大いに盛り上がりました。
 
「第8回酪農いきいきフォトコンテスト」の授賞式が行われました。発表者の質疑応答が行われました。
ページのトップへ戻る