酪農経営・意見体験発表大会
第45回 平成28年(2016年)開催

愛知県 名古屋市で開催
(平成28年7月14〜15日)

全国酪農青年女性会議と本会の共催による「第45回全国酪農青年女性酪農発表大会」が 7月14・15日の2日間にわたり、全国から酪農生産者、関係機関など約520名が参加して、愛知県名古屋市「名古屋 東急ホテル」で開催されました。 大会の様子や、酪農経営発表の部および意見・体験発表の部のそれぞれの審査講評を紹介します。

酪農経営の部 最優秀には芹川 恵介さん、酪農意見・体験の部 最優秀には芳賀 ひとみさん、審査員特別賞に森 冨士樹さん、が選ばれ、芹川さんが農林水産大臣賞を受賞しました。
 

酪農経営発表の部
最優秀賞

九州酪農青年女性会議
芹川 恵介さん
意見・体験発表の部 
最優秀賞
 
北海道酪農青年女性会議
芳賀 ひとみさん
酪農経営発表の部
審査委員長特別賞

中部酪農青年女性会議
森 富士樹さん



 

 全国酪農青年女性会議 半澤委員長挨拶(抜粋)

「牛乳の生産情勢は少しだけ全国的にプラスとなりました。それは皆様方の日頃の牛を管理して牛乳を搾るという毎日の作業の積み重ね生産を前年対比プラスという事でもっていくことができたと思っております。しかし、将来をみますと、後継牛の不足や餌の不安定要素の事やTPPの事が皆様方の頭には必ずあるかと思います。今、私たちが将来安定的に生乳生産を行っていくために、今、何をしなくてはならないか、それはまさに統一綱領に書かれている通り、毎日の仕事に研鑽し、進歩して豊かな酪農の生活を、社会を作っていくことが大事だと思っております。それにプラスをしまして、人、物、技術に皆さんこれから投資をしてください。”人“が未来を創るきっかけになり、”物“が生産を生み出す器になります。またそれを裏付ける”技術“に関しては、今、国を始め色々な研究団体が、非常にレベルの高い技術を有しております。皆様方の経営にこれらの技術を取り入れながら、生産効率を上げていただき、今大会がわが国の酪農の更なる発展のきっかけになればと思っています。」

   全酪連 砂金会長挨拶(抜粋)

「さて、昨今の酪農情勢につきましては、皆様方日々感じられているとおり、経営面の厳しさだけではなく、心理的にも不安を感じさせる状況が続いております。そのことが、酪農家戸数の減少につながっていると考える次第であります。しかしながら、先人たちは、日本の酪農に対する様々な課題を、ひとつひとつ乗り越えて参りました。我々も、この困難を乗り越え、後継者が希望をもって経営継承できるような環境作りに努めていかなければならない、と思ってございます。そのことが、国民に安全安心な国産牛乳を提供することにつながるとともに、我々も、酪農という自分たちの仕事に対して誇りを持つことにもつながると信じております。本日は昨年の東京大会から一年ぶりの再会です。日頃会うことがなかなかかなわない全国の仲間たちと、大いに語り合うことができる絶好の機会であります。今日明日と、本大会の開催を通じて得られたものが、必ずや皆様方の明日からの活力となりますことを、心よりご祈念申し上げます。 」


 
発表大会の様子
会場には全国の酪友約520名が集まり、各人の熱い発表がおこなわれました。

   大会宣言
(全国酪農青年女性会議 小薗副委員長)

「 昨年度、全国の生乳生産は、僅かではあるが3年ぶりに前年を上回った。しかし、酪農生産基盤が回復に転じたとは言い難く、酪農家戸数と乳牛頭数の減少が大きな課題となっている。さらには、関連対策が出始めてはいるものの、大筋合意したTPPによる、酪農の将来に対する不安が払拭されたとは言いきれない。
また、今年4月に発生した熊本地震では、九州の酪農地帯も大きな被害を受けた。連日の報道を目にし、予測できない自然災害と隣合せで酪農を続けている現実を改めて思い知らされた。私達は今後とも、被災地の酪友にエールを送り続けていく。
こうした状況の中、この名古屋の地に全国から酪友が集まり、本日、盛会のうちに第45回大会を終了することができた。昨年開催した第44回大会では、東京浅草に全国の酪友が集まり、酪農に対する熱い思いと、お互いの絆を確認しあった。今大会では、12名の発表から酪友が創意工夫しながら経営を続けていると同時に、消費者との交流や食育活動などを通じ、酪農が地域社会にも貢献していることを確信した。 また大会全体からは、互いの違いはある中でも、酪農に対する想いは同じであることを再確認することで、酪友同志の絆をより一層、強めることができた。
私達は、この経験を各地に持ち帰り、今後とも地域の酪農をより一層発展させ、全国の消費者に安全・安心な牛乳・乳製品を提供することにより、人々の健康を支えていくことを、ここに宣言する。  


会 場 ・ 懇 親 会 風 景
 
全酪連の乳製品を紹介した試食ブースや「第43回らくのうこどもギャラリー」、「第7回酪農いきいきフォトコンテスト」を
展示し、会場の外も盛り上げました。
 
 
懇親会では「日本のど真ん中で夢を叫ぶ」と題して、各会議代表12名が壇上にあがり、熱い思いを披露しました。
各会議を上げての応援も加わり、大いに盛り上がりました。
 
熊本地震で被災した九州の酪友への応援を目的としたメッセージボードを設置しました。
メッセージボードは半澤委員長から小薗副委員長に贈呈されました。
ページのトップへ戻る